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後々使わなくなる可能性のあるもの~地下室~

2016年06月25日

一戸建て住宅を建てる際、地下室を作れば収納スペースも増えるし、趣味の部屋にもできる。
そう思って作ったものの、使わなくなる場合があります。なぜでしょうか。

湿気に悩まされる

 地下室というのは、土の中に作るわけですから、当然ですが窓がありません。
さらに、土の中は湿気が多いので、地下室は湿気対策を万全にしておかないと、カビだらけになってしまいます。
対策としては、換気扇をつけたり、エアコンで除湿したりと、自然ではなく、設備によって強制的に湿度を下げることが必要になってきます。
 しかも、換気扇やエアコンも、かなり長時間点けたままにしておかないと、ジメジメしてしまいます。
何も物を置かなければ多少は大丈夫ですが、本や布団など、湿気を吸いやすい物を置いた場合、かなり湿度を下げておかなければ、すぐにカビが発生します。
結局対策が追いつかず、使わないまま放置してしまう例が、少なからずあるのです。

雨漏りし始めると修繕が大変

 
 地下室は大抵、鉄筋コンクリートの分厚い壁に覆われているのですが、それでも雨漏りする可能性はあります。
例えば、壁と天井の継ぎ目にヒビが入り、隙間から水が浸入するものや、地震や地盤のずれなどで、初期の防水が切れてしまい、水がしみ込んで来てしまうなどです。
そしてこれだけは言えます。
地下室で雨漏りがするようになったら、修繕は大変で、かなりのお金がかかるということ。
 屋根の雨漏りであれば、屋根に上がって修理できますが、地下室は地面の下に埋まっているので、そのままでは外側から見ることすらできません。
 では、部屋の内側から水を止められるかというと、答えは「ノー」です。もし仮に部屋の内側から防水塗料を塗ったとしましょう。
しかし、分厚いコンクリートの外側からその塗った部分まではすでに、水が浸入して来ています。内部の鉄筋が錆びたり、コンクリート自体の傷みが進行するでしょう。
外側から修理するには、土を重機で掘り返すなど、かなり大掛かりな工事になるのです。
それを諦めると、放置することにつながります。
 

結局、ただの物置に

 
 湿気対策は万全。雨漏りも大丈夫。
しかし、ライフスタイルの変化で地下室を使わなくなってしまうケースも多いのをご存知でしょうか。
最初は趣味の部屋にしようと考えていたものの、お子さんが生まれたり、別のことに興味が移ったりして、当初の目的そのものが、必要なくなってしまう場合もあるのです。
 普通の部屋であれば、いくらでも使い道はあるでしょう。
しかし、地下室は窓がないので暗く、さらには入り口が小さかったりして、大きな家具は入らないなど、かなり制約があるもの。
基本的に生活スペースとしては使いづらいため、湿気対策にお金がかかり続けるだけの、厄介なスペースになりかねません。
もし地下室を検討する場合は、ライフスタイルの変化も見据えて、慎重に計画されることをおすすめいたします。

家の修理やリフォームに関しては、弊社HPもご覧ください。

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