レンジフード換気扇の掃除で、コンロやIHのガラス天板を割らないために
2016年07月27日
レンジフード換気扇の掃除をする時、気を付けないと、ガラストップのガスコンロや、IHクッキングヒーターの天板を割ってしまう危険があります。見ていきましょう。

お掃除簡単なタイプも増えてきましたが・・・
天板の上に絶対乗ってはいけない
まず、大前提として、コンロやIHの天板に、絶対に乗ってはいけないということを覚えておいてください。
強化ガラスですので、多少の衝撃には耐えられるように造られていますが、人の体重を支えるほどの強度は、残念ながらありません。
たとえ片足であっても、体重をかけたら割れると思ってください。
では、どんな時が危険かというと、レンジフード換気扇の掃除をする時です。
日常的にキッチンの上に上がることはないでしょうし、コンロやIHの真上にあるのは、レンジフード換気扇(フードがなく換気扇のみ付いている場合も)しかないはずですので、掃除をする時に上に乗ってしまい、天板が割れてしまう例は多いです。
乗るつもりはなかったけど、乗ってしまった例がほとんど
もちろん、乗ってはいけないと知らずに、踏み台代わりに乗ってしまう例は、意外と少ないです。
足が汚れそうな気もするので、わざわざ乗る人も少ないようです。
しかし、それならばなぜ、天板を割ってしまうのでしょうか。
それは、乗るつもりはなかったけれど、バランスを崩して、つい片足をついてしまったということ。
レンジフード換気扇は、コンロやIHの真上にあるので、天板に乗らないように気を付けていても、ちょっとバランスを崩せば、足が乗ってしまう位置にあるのです。
もし天板が割れると、ガラスですので、非常に危険です。
しかも、バランスを崩して体重がかかっている状態で、割れたガラスを踏むことになるので、大けがをする可能性もあります。
では、そうならないために、どうすれば良いでしょうか。
始めから乗っても大丈夫な状態にする
一番良いのは、乗らないように注意するのではなく、乗っても大丈夫な状態にしてから掃除すること。
コンロやIHの両脇に土台を置き(キッチンの天板の上に置く。コンロやIHの上に乗せないこと)、その上に丈夫な板を渡して、下駄のようにしてしまう。
すると、板の上に乗っても、コンロやIHには力が加わらないので、割れる心配がないうえに、レンジフード換気扇の真下に足場ができると、変な体勢で作業をしなくて済むので、掃除がしやすいのです。
みなさんもぜひ、「乗らないように注意する」のではなく、「乗っても大丈夫な状態にして」から、レンジフード換気扇の掃除に取りかかってくださいね!
キッチンに関することは、弊社HPもご覧ください。
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