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家のメンテナンスを考える~鉄部の塗装~

2016年08月09日

外部階段の柱や、ベランダの脚、窓の手すりなどに、鉄を使っている場合、定期的に塗装をしないといけません。
そのタイミングについてみていきましょう。

錆びが出てからでは遅い

鉄は錆びる。そのことはみなさんご存知だと思いますが、塗装するタイミングでいうなら、錆が出てからではもう遅いです。
錆は、進行することはあっても、元に戻ることはありません。
ですから、「錆が出てきたから、そろそろ塗装しよう」というのでは、もう遅いのです。

つまり、タイミングでいうなら、何も異常が見当たらない間に、定期的に塗るしかありません。
一般的には、3~6年周期で塗り替えることが勧められていますが、海が近い地域であれば、もっと短い間隔で塗り替える必要があります。

また、雨のあと、水が溜まる場所(柱の足元など)があれば、そこから錆が発生する可能性が高くなります。
ですから、気を付けてチェックしておくことが大切です。

錆びの上から塗っても意味がない

では、実際に錆が発生してしまったら、どうすればよいのかというと、錆を完全に撤去してから、防錆塗料と仕上げ塗料の2重塗装をすることです。

先ほど述べた通り、錆は一度発生すると、どんどん進行していきますので、いくら上から塗料を塗っても意味がありません。
表面はきれいに見えても、塗料の下で錆が進行していきます。
一見きれいに見えるため、余計に対策が遅れてしまいますので、逆効果と言ってもよいでしょう。

「とりあえず見た目がきれいになれば良いから塗って欲しい」という依頼を受けることがあるのですが、すべてお断りしています。
意味がありませんし、お金が無駄になるうえ、進行した錆が塗料を押し上げて、すぐに剥がれてきますので、クレームにもつながるからです。

ですから、もしご自分で塗装をする時にも、錆を完全に落とすことを忘れないようにしてください。

丸や四角の柱は内部から錆びてくる

これは、後からの対策ができないことなのですが、丸や四角の柱は、内部の空洞部分の塗装をすることができないため、錆の発生を抑えられないという欠点があります。

もちろん、作成当初は錆び止めを施しているのですが、内部の空洞は見ることさえできないので、定期的に塗り替えできないのです。
形状としては、丸や四角い形は強度があり、優れているのですが、錆を抑えられないという欠点だけは、どうにもなりません。

ですから、もしこれから鉄の柱を立てる計画があるのなら、H型・コの字型にすることをお勧めいたします。
H型やコの字型なら、強度もありますし、なにより、隠れてしまう面がないため、定期的な塗装が可能なのです。見た目は、丸や四角のほうがスッキリした形ですが、内部からの錆を防ぐ方法がない限り、いずれ朽ち果てる運命です。

鉄は錆びなければ、半永久的に使えます。錆を防ぐという観点から、材料選びをしてみてはいかがでしょうか。

塗装に関することは、弊社HPもご覧ください。

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