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家のメンテナンスを考える~タンクレストイレ~

2016年07月29日

最近では、水を溜めるタンクがない、タンクレストイレが人気ですが、将来故障した時に修理費用が高くなるなど、デメリットも大きいことをご存知でしょうか。理由をみていきます。
※「ウォシュレット」はTOTOの商品名ですが、一般的に認知度が高いため、ここでは洗浄便座のことをウォシュレットと呼ぶことにします

昔からある洋式トイレは組み合わせ式

まずは、昔からあるタイプの洋式トイレを見ていきます。
すべてが1つの商品のように思えますが、実は大きく3つの部材に分かれています。「便器」「タンク」「便座」です。

便器というのは、床面に置いてある部分で、実際に用を足す部分のことです。
タンクというのは、水を溜めておく部分で、手洗いが付いているものもあります。
最後に便座ですが、フタの部分というと分かりやすいかもしれません。

ウォシュレットも、この便座という部材になります。これらを組み合わせて、1つのトイレが完成します。
そして大きな特徴として、便座が壊れたら便座だけ交換することが容易にできることが挙げられます。

もともとが別々の部材なので、便座が割れたり、ウォシュレットが故障しても、その部分だけを交換できるうえ、商品もいろいろ選べます。
洗浄もなにもついていないシンプルなものや、便座が温かくなるもの、そして洗浄機能がついたウォシュレット。どれでもOKです。

タンクレストイレはウォシュレット一体型

次に、タンクレストイレですが、組み合わせ式と違い、ウォシュレットがタンクの機能を果たしている、もしくはウォシュレットの中にタンクが内蔵されていて、タンクと便座が一体型になっています。
一体型なので、構造も複雑で価格も高いです。

さらに、便器もそれに合わせた形になっており、いわば「専用品」です。
だからこそ、見た目がすっきりして見えるのですが、先ほどの理屈で考えてみると、タンクレストイレは、ウォシュレットが故障したら、次も同タイプのタンク一体型に取り替えるしかないということになります。

当然価格は高いですし、最新機種で欲しいものがあっても、便器も専用品ですから、ぴったり合わなければ付けられません。
修理するにしても、構造が複雑なので、費用がかさむでしょう。

つまり、タンクレストイレはメンテナンスしながら長く使える商品とは言えないということになります。

タンクレストイレの写真

スッキリした見た目はお洒落なのですが・・・

メーカーが製造を打ち切ったら、交換もできない

これは、最大のデメリットですが、メーカーが製造を打ち切ったら、便器も含めてすべて取り替えるしかなくなる、ということを覚悟しておくべきでしょう。

組み合わせ式の場合は、新しい商品を考えるにしても、組み合わせができないと付けられませんから、以前からある規格に合わせて開発されます。
ですから、古い便器と新しい便座でも、互換性があるのです。

しかし、一体型の場合は、他に合わせる必要がないため、独特の形をしています。
だからこそ、これまでにない洗練されたデザインが実現するのですが、デザインというのは流行があります。
車でもそうですが、丸いものが流行ったり、四角いものが流行ったり、ずっと同じ形のまま流行り続けることはありません。
メーカーは売れるものを作りたいわけですから、古いものを生産するのを打ち切り、新しいものに変えてしまうことは、ごく当たり前のこと。

「無くなったら困るから続けて欲しい」というわけにはいかないのです。
もし、タンクレストイレをご検討される場合は、このデメリットを理解したうえで、選ぶようにしてください。

トイレに関しては弊社HPもご覧ください。

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